千載一遇
千載一遇とは・・・
滅多に訪れそうもない、よい機会。
二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。
千年に一度偶然訪れるくらいの機会。
という意味
今日は何かが起きそうだ
本日は日曜出勤のご褒美、振替休日
どこに行こうか迷った末、最近の情報で上向きの堤防へ
ながーい堤防も行きたかったのですが、また今度に
準備したのは本命用カマスルアータックル
ところがタックル準備中にたまたま出てきた、カマスサビキ
実はあったはずなのに見つからず、ずっと探していたもの
これは、使ってくれと言わんばかり
他には先日やっと揃った、青物ショアジギタックル
練習とばかりに、ラッパも吹き鳴らしに
このタックルは少しヘビーなので
小型青物用にライトショアジギタックルも用意
釣場に着くと意外と餌師が多い4・5人いる、平日なのに・・・
他にカマスを狙っていそうなのは、フライマンが一人、ルアーマンが一人
準備が出来ると、カマスにはまだ少し暗いのでラッパの練習
ALL初タックルで
「とりゃあ~」
颯爽とポッピング
沖から東映映画の始まりのような
岩場に波が当り、砕け散るようなスプラッシュを立て
ラッパが心地よい演奏を奏でる
・・・いや、奏でてない
「??あれ、あまりイメージと違うスプラッシュ」
なんかこう、もっと、
「バシャシャシャァァ」みたいなのをイメージしてたのだが
どうしたジョニー
ラッパのジョニーよ
「下手だから??」
ポ○ントの店員さんに、スプラッシュが激しいのはこのサイズと薦められた
フックが悪いのか?
C'ltiva STINGER TREBLE ST-66 size1/0
リングは確か#6って書いてあった(メーカー忘れ)
どんなものでしょう?
寄せてきて浮かべてみると、お尻が沈んで、頭だけ少し出して直立不動になる感じ
「いや、やっぱり下手だから・・・」
まあいいや、今日は練習だしと、本命カマスに
キャスト
キャスト
キャスト
キャスト
キャスト
・・・
何も反応が無い
横のフライマンにも何も反応が無いらしく、移動を繰り返している
そして早々に帰っちゃた
ルアーマンにも何もこない
話しかけると、何も反応がないとのこと
彼はジグとカマス用と思われるテールスピン系を投げていたが
餌師の鯵を巻いていたらネイゴが一回追いかけてきたのを見ただけだそう
もう本命は今日は無理と悟り、練習もかねてショアジギタックルに持ち替え
遠投
遠投
遠投
遠投
遠投
・・・
何もこない
キャストをやめ、しばらくボーッと海を眺める
今日はいい天気
風もないし
人も少ない
こんな日ばかりだといいのになぁ・・・
!?
「ボゴォ!!」
水面が異常事態
凪の水面が、一箇所だけ盛りあがり
「バシャバシャバシャ、ギュルルルルー、ジャポポポン」
と、それを伝えるのがかなり難しい状況を作り出す
30cm程の小魚がジャンプし
逃げ惑い
水面には、追う者の波影が
2m程の弧を描き
逃げる小魚
追うチェイサー
完全に捕食体勢
緊急事態とジグをとり、急いで投げる準備
フルキャストすれば何とか届く距離
「とりゃあ~」
ジグ60g砲を発射した瞬間、それはわかった
ミスキャスト
緊急事態にあせってしまい、通常の2/3程しか飛ばない
届いていない
急いでハイスピードギアをフル回転して巻き戻す
ハイスピードギアの恩恵であっという間に巻き取れる
そして、第2波の60g砲を発射しようとしたとき
それに気がついた
・・・シーン
それは先ほどまで続いていた、凪の海
とりあえず、投げてみる
楽勝で届いた
精進せねば
次の千載一遇の為に・・・
あっカマスサビキ使うの忘れてた
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